高台寺の近く、一寧坂の途中にあるカフェ「The Unir coffee sences」はスペシャルティコーヒーを専門とするお店「Unir」が出店しているカフェです。コーヒーを愛し、探求し続けたバリスタたちの渾身の一杯を楽しめるだけでなく、お店自体が歴史的文化財の京町家であるというコーヒーも店舗もスペシャルなお店です。そんな「The Unir coffee sences」に行ってきましたので、気になる方はご覧ください。
アクセス
清水寺から徒歩9分のところにある「The Unir coffee sences」は店主こだわりのスペシャリティーコーヒーとアフォガードを堪能できるカフェです。
スペシャルティコーヒー専門店「Unir」
「Unir」は京都に本社がある、現地でのコーヒー買付から焙煎・コーヒーの提供までを一貫して行っている全国でも数少ないスペシャルティコーヒー専門のお店です。
またHPをのぞいてみると、オーナーや社員さんはバリスタの大会で優秀な成績を収めていたり、審査員をしていたりとコーヒーのプロ達だそうです!こだわりぬいた豆を使い、より質の高いコーヒーを提供できるよう日々研究・研鑽していることがうかがえ、コーヒーへの熱意がすごく感じられます!
UnirのHP:https://unir-coffee.com/
歴史的文化財に入っているお店
今回ご紹介するUnirの店舗はコーヒーだけでなく、建物にもこだわりがあります!なんと『京都市指定伝統的建造物』に指定されている築100年以上の京町家を改装したお店なんです!入る前からとても立派で、京都の当時の趣を感じられるとても良い建物です!
京町屋の良さを生かした店内
店内に入るとすぐに目に入るのが奥の坪庭。モミジが1本ある美しくもどこか凛々しさを感じられる印象的な坪庭で、京町屋の美しさをうまく生かしたモダンでナチュラルな店内でした。
当時の住人も新緑や紅葉などを通じて京都の四季をこの町屋の坪庭で感じていたのだと思うと、昔の人の感受性の高さはこういう日常からきているのだなと思いました。
というより、こんな美しい坪庭のある家で生活、私もしてみたいものです!
店内は明るくナチュラルで落ち着いた雰囲気です。カフェスペースは2階にあり、そこは開放的でくつろげるような空間でした。内装は木を題材にしたナチュラルで明るい雰囲気で、窓から見えるモミジを見ながらお食事ができます。なんとも贅沢!
実食
メニューはこだわりのコーヒーはもちろん、デザートやサンドイッチが食べられます。
今回は3人で行きましたので、ドリンクに「ブレンド オブ コーヒーセンシズ」「カフェラテ」、軽食に「とろけるたまごサンド」「フルーツサンドイッチ重」「アフォガードコーヒープリン」を注文しました。
「ブレンド オブ コーヒーセンシズ」は今までに飲んだことのないような、ものすごくフルーティーな味わいで、砂糖を入れてないのにこんなに甘みを感じられるのかと驚かされる一杯でした!
カフェラテはまた異なる味わいのコーヒーを使用されており、まろやかなミルクにあうアクセントの効いた味わいで、さっぱりしていてとても飲みやすい一杯でした。
「とろけるたまごサンド」は写真で見てもわかる通り、厚くてとろっとろの玉子が挟まれています!本当においしくて、一瞬で食べてしまった最高の一品でした。
「フルーツサンドイッチ重」はもう見た目から美しい一品です。見た目だけでは?と思われた方、違います!味にもかなり工夫されていて、「白みそとマンゴー」「バナナと黒胡椒入りキャラメルソース」といったこれまでに食べたことのないおいしい組み合わせが堪能できます!少し量があるので、複数人で行った際に注文するとぴったりかも?
「アフォガードコーヒープリン」はバニラアイスののったプリンに苦みの効いたアフォガードとカラメルソースを自分でかけて食べるちょっぴり楽しいデザートです!甘さと苦さのハーモニーを堪能でき、とてもおいしい一品でした。
まとめ
今回は歴史的文化財の京町家でスペシャルティコーヒーを楽しめるカフェ「The Unir coffee sences」をご紹介しました。普段飲んでるコーヒーとは違ったおいしいこだわりの一杯に加え、料理も工夫のこらされたものが楽しめるカフェでした。こだわりのコーヒーや軽食を京都の歴史ある町家で堪能したい方はぜひ訪れてみてください。
The Unir coffee sences
〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町363-6
TEL 075-746-6353
営業時間 : 11:00~17:30
定休日 : 水・木曜日
HP : https://www.theunir.com/
食べログ : https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26035249/
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