今回は歌舞伎でおなじみ「南座」のすぐ横にある「総本家にしんそば 松葉 本店」を紹介します。京都発祥の料理は湯葉やみたらし団子など様々ありますが、にしんそばも京都発祥の料理の一つです。京都ではにしんそばはソウルフードで、年越しそばといえばにしんそばという家庭も多いくらい京都では浸透しています。そのにしんそばの発祥の地はこのお店なんです!(※諸説あり)。そんなにしんそばの総本家「総本家にしんそば 松葉 本店」に実際に行って食してきましたので、気になる方はご覧ください。
アクセス
京阪 祇園四条駅から徒歩1分のところにあります。京都の繁華街「四条河原町」や「八坂神社」も近く観光やお土産の購入に便利な立地となっています!
にしんそばと松葉
松葉は1861年創業のお店で創業当初は茶屋として開業しています。そこから20年後の1882年、明治時代になって、当時京都の人々の大事なタンパク源であった「身欠きにしん」をそばに合わせることを考え、考案されたのがこのにしんそばの始まりです。甘辛く煮付けたにしんと薄口しょうゆベースの出汁の相性がよく、当時からおいしいと有名になり、今では京都府民のソウルフードとして食されています。
外観、内装
ここではにしんそば以外のそばやどんぶりを食べることができ、メニューが入り口に並べられていました。入り口もどこか昔懐かしい雰囲気感じる食堂のような感じがします。京都で暮らす方なら必ず目にするであろう風景なのですが、入ったことない人結構多いのではないでしょうか?入るときなぜか緊張しました笑。
店内も昔ながらで高級店というより大衆店として落ち着いた雰囲気で、先ほどの緊張も店内に入ると逆に落ち着くことができました。老舗とあって、かなり昔の京都の地図であったり写真であったりが飾られており、歴史を感じさせます。
実食
いろんなメニューがありますが、私は迷わず「にしんそばセット」を注文しました。注文して10分くらいで出されたお蕎麦はとてもきれいにそばがそろえられていて見た目からとてもおいしそうでした。
そばが届くと店員の方から、「ここに来るのは初めて?」と聞かれたので、そうです、と答えるとにしんそばの食べ方を教えてくれました。いきなりそばから食べるのではなく、まずはだしを味わうのが良いのだそう。ということでだしを一口。カツオのいい香り、甘みのある醤油ベースのしっかりした風味が口いっぱいに広がりもうこれだけで来てよかった!と思うくらいおいしいだしでした!そして、そばを一口。そばはコシがあり、だしの味わいと相まってとてもおいしい一品でした。
セットのご飯はしっかりとした味付けのおかかが乗っており、とても満足できるものでした。
まとめ
今回は「総本家にしんそば 松葉 本店」を紹介しました。にしんそばの総本家とあって出汁・にしん・そばの全てが洗練された味わいで、にしんそば好きの私もこれには感激しました。京都四条を訪れる際には、京都のソウルフードを食べに訪れてみてはいかがでしょうか?
総本家にしんそば 松葉 本店
〒605-0075 京都府京都市東山区四条大橋東入ル川端町192
TEL 075-561-1451
営業時間:10:30~20:40
定休日:水曜日
ホームページ:http://www.sobamatsuba.co.jp/
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