【北野白梅町】300年以上の歴史! 粟餅所 澤屋で食べる出来立ての粟餅

お土産
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北野天満宮すぐにお店を構える伝統ある老舗和菓子屋「粟餅所 澤屋」さんをご存知でしょうか?

米の餅に比べ、現在では一般的でなくなってしまった粟餅ですが江戸時代には菓子として広く親しまれていました。そんな中でも著名なのが伊勢市にある赤福で8月に作られる「八朔粟餅」、磐田市見付地区の粟餅、そして今回ご紹介する北野天満宮門前にある澤屋さんの粟餅です!
(話は逸れますが、赤福の朔日餅のWikipedia記事が興味深かったので、よければそちらもぜひ!)

アクセス・外観

粟餅所 澤屋 外観

江戸時代、天和2年(1682年)創業以来340年以上の歴史を持つ粟餅所 澤屋さんは店名にもある通り、粟餅一筋の甘味処!古き良き和菓子屋さんといった外観で、かざりっけがなく素朴だからこその期待感が膨らみますね。

店舗は今出川通りに面した北野天満宮 一の鳥居、その前の横断歩道を渡ってすぐのところにあり、嵐電「北野白梅町」駅徒歩5分と嵐山エリアへのアクセスも良好です。




内観・注文

粟餅所 澤屋 店内

店内は少し背が低い椅子に木製のテーブルが置かれ、襖に装飾など和を感じられる空間となっており、歴史の長さに思いを馳せずにはいられません。内装は違えども、江戸時代の人々もこうして粟餅が提供されるまでの時間を過ごしていたのだろうか、などと思うとなんだかしみじみとしてしまいます……

店内には写真のように「北野名物 粟餅の由来」なる掲示もありました。いつごろに記されたものなのでしょう…現代的な日本語で書かれているため、ある程度近い年代のものかとは思いますが、それでも紙の劣化からは年季が感じられ、歴史の長さの一端を伺えます。

店頭ではテイクアウト用の商品サンプルが陳列されている

澤屋さんでは「きな粉」「こし餡」の2種類の粟餅が提供されており、イートインはもちろんのことテイクアウトも可能となっています。

店内入ってすぐのところでは粟餅を作る様子を見ることができ、観光地としてのエンタメ性も非常に高いです!あっという間につるすべの粟餅ができる様はまさに圧巻!!店員さんらの手際の良さに圧倒されてしまいます…

粟餅を作る様子を間近で見ることが出来る

こし餡の粟餅が2つ、きな粉の粟餅が1つのセット「紅梅」(600円)とこし餡の粟餅が3つ、きな粉の粟餅が2つのセット「白梅」(750円)があり、店内ではこの「紅梅」・「白梅」をいただくことが出来ます。

また、写真の通りにはなりますが持ち帰りは5個入りから5個刻みで5・10・15・20・25・30・35個入まで幅広く用意されており、自宅・ホテルで思う存分楽しめそうです!

実食

今回は朝早くに訪れたこともあり少し軽めに「紅梅」を注文、お茶とともにいただきました!

「紅梅」を3セット注文
「紅梅」(600円)

作りたての粟餅は事前に聞いていた通りほんのりと温かく粟の食感がなんとも面白い、優しい甘さの上品な和菓子でした!

粟餅は食感がプツプツとしているとよく言われるようですがまさにそうで、米の餅のように伸びることなく付属の楊枝でさっくりと切れてしまうほどでした。馴染みのない食感ではありつつもストレスフリーで自分の食べやすいサイズに切ることができ、お味も上品でおいしく、今まで馴染みがなかっただけで個人的には今一押しの和菓子です!(340年遅れなのですが…笑笑)

お茶と合わせてほっと一息つくことができ、店内の雰囲気も相まってなんだかお昼寝がしたくなってきちゃいました笑




まとめ

独特な食感を楽しめる粟餅、今回はその老舗「粟餅所 澤屋」さんを紹介させていただきました!提供スピードが早く、さっくりと食べられる粟餅は時間に追われるスタイルの観光にもうってつけ!お持ち帰りも可能なので、ホテルでゆっくり楽しむ用に・自宅へのお土産にもオススメです!

北野天満宮・平野神社を訪れる際、また嵐電北野白梅町駅を利用の際は粟餅所 澤屋に立ち寄ってみてはいかがでしょう?

※粟餅の賞味期限は当日中となります
 お土産にする際にはご注意ください


粟餅所 澤屋
〒602-8384 京都府京都市上京区紙屋川町838-7
TEL 075-461-4517
営業時間 :9:00~17:00
定休日:水曜日・木曜日

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